診療報酬医事課の職員の皆様、がんを始めとする外科手術、放射線、薬物(抗がん剤)療法に携わる医療関係者の皆様へ

周術期等の口腔機能管理に関する情報提供

令和2年4月改定

がん患者さんを始めとする周術期の患者さんに対する口腔ケアが保険収載され丸8年が経ちました。この間、がんだけでなく脳卒中、整形等への適用の拡大と、歯科医師・歯科衛生士が行う口腔ケアに対して点数の増加が継続して行われてきました。
令和2年の改定では、適切な医科歯科連携と周術期等口腔機能管理を推進するため、医療機関から歯科医療機関に予約をとった上で紹介した場合の加算が新設され、化学療法や放射線療法を受ける患者さんに対しては周術期等専門的衛生処置の算定回数が見直されています。

このウェブサイトでは、診療報酬医事課の皆様、医師、看護師や医療関係者の皆様、さらに病院や地域診療所で患者さんの口腔ケアに携わる歯科医師、歯科衛生士の皆様に診療報酬を得るにはどのようにすれば良いか具体的にお示しし、情報提供を行うことを目的として解説しております。コンテンツには病院と地域歯科診療所との間での患者様の診療の流れ、口腔機能管理の内容、それに伴う書類や書式、患者さんへの説明文書、マニュアルをダウンロードできるようになっております。これらのコンテンツが周術期等口腔機能管理を実施されるすべての医療関係者の皆様に役立つことを願っております。

このサイトは静岡県立静岡がんセンター、静岡県歯科医師会、サンスター株式会社が締結した3社共同包括研究契約(2006年5月)における研究テーマである「がん治療に伴う口腔合併症の予防・軽減のための医療連携体制の確立」の成果でもあります。

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